小学3年の時、社会科の地図帳が愛読書でした。
休み時間も友達と遊ぶのを惜しんで地図帳を見ていました。
世界地図を見ていると、点線で区切られ、
どこの国にも属していない白塗りの地域があること。(カシミールなど)
アフリカの国境線が直線であることに気づきました。
“国境のない“日本で育ったわたしは
「いつか国境線を見てみたい」
「越えてみたい」と思うようになりました。
海外に行ったことはありますが、すべて飛行機での越境です。
ラオスに行ったとき、川の対岸がタイだったので
「ここに国境があるのか!」
と何か熱いものを感じたのと同時に、
「国境の存在」に疑問を感じました。
国境とは何なのか?境界線とは何なのか?
国境・境界線が何を隔て、何をつないでいるのか。
それを自分の目で確かめ、実際に越えて、感じ、考えたいと思います。
